灰色の国 (くるー)

創作小説をはじめ、その他徒然と書いています。

選ぶ葛藤、選んだ悩み-短編詩-

 

"正しさ"ってものは

いつも他の人に決められるものであって、

自分では決して決めることのできないものだと思い続けていた。

 

…まるで裁判のように

 

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けれども、

自分の信じた正しさを

不安でも 怖くても

その方向へ舵をきった限り

 

間違いじゃなかったと言うことのできるよう

精一杯 進むしかないなんだよ。

旅人さんの世界

今週のお題「行ってみたい場所」

 

言ってみたい場所…と言っても、今回あげさせていただくのはこちら

 

 時雨沢 恵一 
キノの旅 the Beautiful World (電撃文庫)

 

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こちらは、ライトノベルの代表一角ですかね

 

ただ、この"世界観"は未だに色褪せずに私の心を魅了しています。

 

本書の中では色々な"国"が登場し、

そして出逢い その数だけ物語があります。

 

そんな中でも キノとエルメスはルールを遵守しどこまでも旅を続ける。

『どこかを目指して旅をする』のではなく

『旅自体が目的』であり、

そこに終わりはない。

 

そして物語は続いてゆきます。

 

行ってみたい場所と言うと

厳密に言えば

本書の"世界観の中"へ行きたいといまでも思っています笑

悩んでいても 悩み続けていても

 

永遠に続くものなんてない。

 

楽しい仲間内のやりとりも、ほんの些細な出来事一つで、水泡みたいに容易く消えて

 

砂上の城みたいな足場も、雨が降って崩れかけても 次にはしっかりとした足場になったり

 

嫌なできごと、苦手な人とも 

次にはなんとかなっていることも

 

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悩みも もしかしたらいつのまにか解決していたり、時には気にならなくなり忘れたり

 

出口の見えない真っ暗闇の中でも

まだ信じることはできないかもだけれども

いつかは希みがみえてくるから 

古傷と想い出

 

カンカンカンと かなり古びた鐘が鳴る

遮断機の降りる音

 

対面の 線路の向かうで確かに見えた

懐かしい顔

 

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美しい思い出は鮮やかに

美化されてゆくようだけれど

 

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辛く 苦しい思い出は

いつしか色褪せ薄れゆく。

 

けれども確かに その傷はあった。

空虚な楽園 -短編詩-

 

神のすまない地は荒れる

 

人がおらずも神様の

住む土地には

おかしなことだけれども

"寒さ"と"暖かさ"が混同して存在している。

 

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盛えた土地でも "なにもない"地は

キラキラしていて明るいけれど

 

空っぽな

空虚な楽園ができあがる。

特別お題『働きながらの高校生活』と『16歳』

「『働きながらの高校生活』と『16歳』」 

 

 

…私 くるー(HN)は現在 社会人数年目

(年齢は???で笑)

 

以前の記事でも書いてありますが、

私の職種はいわゆる”専門職”になります。

 

その職を志したきっかけは…またいずれとしまして…

 

私が中学生の頃、

卒業後の進路のことを相談すると、私 自身の事情 + 家庭の諸事情とで親からは

「高校までは絶対に出してあげる…けど、それ以上の進学は援助できない。」と言われていました。

 

しかし若かれし、思春期・反抗期真っ只中の くるーはそれに納得できませんでした苦笑

 

(特にクラス単位とかの集団行動はとにかく苦手でしたが、

勉強自体は好きでしたので 当時は「勉強も遊びもしたい!それに今時 高卒で通用するのか?!」と…

 

そこで特に、中3になってからの最初の三者面談

(それまでも進路の話のたびに親子で小競り合いはありましたが)

ついに母と学校の教室で全面衝突!

…その時 担任の先生の意見も混ざり合い、まさに混沌(カオス!)

 

そこから一年間 ずーっと揉めに揉めて、

最後には親 担任からほぼ呆れられながら

中学生の私の意見を通しさせてもらう方になりました。

 

それは

『高卒後も進学したい。

費用は自分で工面する。そのために通信制高校へ進学しながらその後の学費を稼ぐ』と言うものです。

 

親は

『普通の高校へは行かせられるんだから…』とそれでも言い続け、

担任は

『そんなに甘いものじゃない。』と『一度失敗すれば学ぶだろう』とも言われました。

 

 

けれども結局私は通信制高校へ通いながら、

コンビニ店員やスーパーの品出し 接客業や単発のイベント設営スタッフなどやりながら、

高校の課題をこなし、

なんやかんやで高校も(部活動をしながらも)無事卒業、目標の学費を貯めることも達成

 

その後はその費用で進学して国家試験を受け、合格 就職し 現在へ至ります。