灰色の国 (くるー)

創作小説をはじめ、その他徒然と書いています。

仰げ 空

 

星の数だけ存在があるように

人の数だけ”違い”がある。

 

その違いの差異が多いか少ないかの差のみ

 

なのに 私たち人間は

どんな生物よりも臆病が故に

違いという名の異物を怖れる。

 

違いを恰も正当性があるかのように 

合理付ける。

 

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けれども

それをする人は 実のところ 憐れなのでは?

 

異なるを知ろうと

または

許容しようとしないのだから

七竈(ナナカマド)

 

七竈 ナナカマド

 

くるーの過去のスナップから抜粋

 

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比較的 日常的に目にする機会が、昔からあり

また ファンタジーもの作品だと 意外とキーの一つとなる植物 七竈

 

 

花言葉も 神話が由来だとの説が有力だそうです。

 

七竈(ナナカマド)の花言葉

『慎重』『安全』『私はあなたを守る』『懸命』

『 左利きの手引き人 』

 

『夢は叶った。…だからもう良い』

 そう思っていた。

 

叶ったからこそ諦められた。

もう良いと思えた。

 

…けれども諦めさせてはくれなかった。

 

それをしたのは

私の夢を叶えさせてくれた 男の子

 

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その男の子が与えてくれたものは

私にはあまりにも残酷で 冷徹無慈悲で

それでも美しくて

 

私に未練を生まれさせた。

 

足掻いた

もがいた

泣き喚いた

 

 

苦しく辛く それが続いて

毎日毎日 眠れなかった。

 

さいごの邂逅で

男の子は『ごめん』と一言

あまりにも悲痛の表情で言った。

 

それでも 私は

夢を叶えてくれて

それでいて

こんなにも沢山を 与えてくれたその男の子へ

感謝の想いで いっぱいだった。

 

 

 

 

冷たい私の忘却記憶

 

不可逆の時

変わる 変わる

 

季節巡れど

同じ時は訪れず

 

普遍物 皆無

 

思い出せなくても良い

思い出さなくてもいい 

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同じは二度と

訪れまい

 

覚えていたい

ことあれば

忘れることも必要で

 

ただ 唯一

その時を

体験した

その自分の 感情・感覚 それらの気持ち

 

微かに残っていてくれて

時折 香りのように おもいだす

 

それができれば

 

私はホントに

それでいい。

伝えられないのが初恋?

今週のお題「恋バナ」

 

恋バナの一つでもある”初恋ネタ”

 

皆さんの初恋はいつですか?

友人たちとのこの手の話になると

『 小学校の頃のS君!』や 『幼稚園の〇〇先生』など など…

私 くるーの初恋はおそらく”遅い”方?なのではと

 

くるーの初恋相手は小学校からの友人…そして私は中学二年生 相手は先輩 仮に”Mさん”としましょう

(学年は一つ上です)

 

比較的 群れない人であった中学時代のくるーは、

当時 部活の先輩にあたるMさんを含む 複数名のみとで動くのみでした。

 

それまでは頼れる仲間と言った認識であったMさんに対し

”あること”がきっかけでMさんを異性と見て意識してしまうようになってしまいました。

 

それは部室の一角兼 更衣室も兼ねていた空部屋で

居残りを終えて そこで一人で着替えをはじめようとすると

棚の陰からMさんが出てきて

私を見てギョッとした表情をしました。

 

Mさん

『…悪い! 悪いっ …』と言いながらまた奥の棚へ消えて行きました。

 

私 くるーは この当時 Mさんのこの反応の意味がわかりませんでした。

(ちなみに くるーの状態は 上半身”ほぼ裸”)

とは言え 恋とか異性とか、少なくとも当時のくるーは認識が皆無でした笑

 

性教育等うけていて、尚且つ思春期真っ只中なのに何故なのかは未だに謎です-_-b

 

 

Mさんは純情キャラ的な人で 下ネタとかが出ても話へ入らないタイプの人でした。

 

Mさんは『…着替え終えたか?』と言って更衣を終えた私は『大丈夫っすよ』と返すと、赤面しながらMさんが出てきて思わず

『なんで顔がこんなに赤いんすか?!』と尋ねると

 

Mさん

『…おまえ…前から思ってたけど 気をつけろよ…』

 

後から聞いた話によると

Mさんはその後 罪悪感で一週間ほど気が滅入っていたとのことでした苦笑

 

かなり鈍感なくるーは

この時初めて”異性”という概念をなんとなく理解して…

そこから何故か?Mさんのことが気になりだして

いつの間にかMさんのことが好きになって…

 

そんな日々もMさんが中学卒業と同時に 他県の高校へ進学することで

結局は、そのまま想いを伝えることもできないまま終わりました笑

 

 

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恋に限らず 想いを伝えるのって 難しいですね