古傷と想い出
カンカンカンと かなり古びた鐘が鳴る
遮断機の降りる音
対面の 線路の向かうで確かに見えた
懐かしい顔
美しい思い出は鮮やかに
美化されてゆくようだけれど
辛く 苦しい思い出は
いつしか色褪せ薄れゆく。
けれども確かに その傷はあった。
カンカンカンと かなり古びた鐘が鳴る
遮断機の降りる音
対面の 線路の向かうで確かに見えた
懐かしい顔
美しい思い出は鮮やかに
美化されてゆくようだけれど
辛く 苦しい思い出は
いつしか色褪せ薄れゆく。
けれども確かに その傷はあった。