灰色の国 (くるー)

創作小説をはじめ、その他徒然と書いています。

"普通の基準"がどこかへ消えて

 

普通

特に変わっていないこと。ごくありふれたものであること。それがあたりまえであること。また、そのさま。
たいてい。通常。一般に。

広辞苑より引用

 

最近、耳にして嫌な気分になるフレーズの上位が

普通、そうでしょ! 』や『 普通に考えておかしいよ』と上からまたは 怒りながら言っている様

 

広辞苑の意味の真っ先に出てくる

『特に変わっていないこと』とあるように

普通(ノーマル)=変わりがないこと

…しかし、もっと言うならば、

"普通を口にする人"にとって"変わりない事柄"のことを『普通』と言うらしい。

 

 

失礼を承知で言わせてもらうのならば、時代や、場所、年齢、出自も違えば、違うのは当たり前で、んでもって

最近更に お国的にも 

世界基準らしい『多様性の尊重』が謳われています。

外国人の招致や、異文化の取り込み

 

しかし

日本という国柄が尚更なのか?

いくら多様が流れてきても、ただ軋轢が生じているだけに感じます。

 

国民同士でも尚のこと…

 

昔から普通とはどこまでを指すのか疑問でしたが

ここ最近、何故だか

普通の基準というものがどこにあるのかわからなくなってきました。

 

それは私だけなのか? この国だけなのか?

それとも国際的になのかも、正直検討がつきません。