灰色の国 (くるー)

創作小説をはじめ、その他徒然と書いています。

冷たい私の忘却記憶

 

不可逆の時

変わる 変わる

 

季節巡れど

同じ時は訪れず

 

普遍物 皆無

 

思い出せなくても良い

思い出さなくてもいい 

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同じは二度と

訪れまい

 

覚えていたい

ことあれば

忘れることも必要で

 

ただ 唯一

その時を

体験した

その自分の 感情・感覚 それらの気持ち

 

微かに残っていてくれて

時折 香りのように おもいだす

 

それができれば

 

私はホントに

それでいい。