灰色の国 (くるー)

創作小説をはじめ、その他徒然と書いています。

From Girl

 

 

学校へ通わない「不登校児」になるということは

この国 この社会では”逸脱者”のレッテルを貼られる…らしい。

 

こんな

”何処にいても落ち着くことができない感情”は初めてだ。

 

息苦しいし、辛い。

 

 

それらならばと…

彷徨っていると”此処”へ着いた。

 

 

自身を”導き手”と 名乗ったこの老婆は

『此処は如何なるものも、絶対的に存在を許される”居場所”…対価は必要だけどもね。』と言った。

 

私は問うた

対価とは?と

 

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老婆は言った

『対価はこの”居場所”を守る…自分の居場所は自分で守ること。それだけよ。』

 

 自分の”居場所”は自分で決めて、自分で守る。

それだけのことなんだ。

 

本当にただ それだけのことなんだ。