灰色の国 (くるー)

創作小説をはじめ、その他徒然と書いています。

夏休みの宿題の定番 『読書感想文』

お題「読書感想文」

 

 

読書感想文と言えば、夏休みの宿題の定番の1つですよね?

 

 

私、くるーは 実はこの『読書感想文』と言う宿題が、当時は大層嫌いでした。

 

…そもそも、小学・中学時代は、

『本を読む』と言う行為自体、ほとんどしませんでした。

 

 

ですが 今現在は、

自他共に認める『活字中毒』と言うヤツです笑

 

 

…そうなったきっかけは、当時、高校の現代国語を教えてくれた先生だったと思います。

 

 

それまでの国語と言えば、

文法が如何の斯うのやら、謙譲語やら丁寧語やら、プラスα

古典文学 『羅生門』や『伊豆の踊子』『注文の多い料理店』etcと言った感じでした。

 

…正直、よくわかりませんでした笑

(と言うか、記憶がほとんどありません。)

 

 

しかし、その現代国語の先生は

最初の授業でまず、生徒一人一人に

テーマ、文字数 一切の縛り無しで

『今、思いつくあなた達好みの物語を書いてください』と言いました。

 

 

…みんな『…へ?』って顔をしていたのを覚えています。

 

 

それでも思いつく、物語をパッと書きました。

 

あまり内容は覚えてませんが、確か部活関係の物語を書いた記憶があります。

 

2コマ使い、生徒にそれぞれの物語を作らせ、それを先生に提出

そして次の授業の時に、先生と生徒が一対一で講評が行われました。

 

 

講評の内容はほとんど全生徒、共通部分がありました。

 

1.文章の癖の指摘

 

2.感情等の表現方法を文法化する際のアドバイ

 

3.その生徒が好みそうな作家や作品のオススメを紹介

 

 

 

 

3.に関しては、強制等は一切 されませんでしたし、

中にはライトノベルをオススメされていた生徒もいたのを覚えています笑

 

 

 

私は、この時 森博嗣さんのS&Mシリーズをオススメされました!

 

…いやー、面白かったですね!好みでした笑

 

ただ、なんだか もう少し何か欲しいな…的な感情が出てきました。

 

 

そのことを、その現代国語の先生に伝えると、今度は 時をかける少女をオススメされ、読みました。

 

まさに名作って感じでした!

 

 

それをまた先生に伝えると、宮部みゆきさんと恩田陸さんの作品をオススメされました

 

 

 

…どストライクでしたね笑

 

その頃には、気がついたら

文庫本を常に持ち歩いているような生徒になっていました。

 

 

本の良さって、

『ページを開けば、その世界に浸ることができること』と

『感情を知るきっかけ』になることだと私は考えます。

 

 

…だからですかね?

今の小中生にやらせている読書感想文って、結局は『大人の物差し』で測って、評価してるから、

『入賞するような作品』=『大人に受ける作品』って感じがしてならないです。

 

 

本という作品に関する感想文なんですから、感性は十人十色

なかには『つまらね!』の一言で終わらせても良いと、個人的には良いと思うんですがね笑

 

(そんなことしたら、ほぼ叱られると思いますが苦笑)

 

 

 

…と、言ったように、なんだかあまのじゃく的な感想になってしまいましが笑

 

  

 

 

本を読むことは良いことであると、個人的には思います。

 

しかし逆に、本を読まないことが 悪いことでは無いと、私は思います。

 

 

ちなみに私の最近のオススメは、

これ!

 

 

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宮下奈都 スコーレ No.4

 

 

以上でした!