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灰色の国 (くるー)

創作小説をはじめ、その他徒然と書いています。

蒼い魔術師は悪夢を屠る 22


最終章


スレイヤー
『…こちらは作戦本部、各員、配置状況の報告を。』

『各個 殲滅小隊 チーム ハウンド 配置良し』

ハルナ
『…『杭』担当 各上級官魔術師部隊 チーム レーベル配置良し。』

ルーグ
参謀本部 後方支援 チーム クローバー 配置良しじゃ。』

アレックス
『対 矛盾の王対峙部隊 チーム ホークス 配置良し!』


スレイヤー
『ハインド分室長、作戦開始までは?』

トーキ
『…あと12分後 1310時に作戦開始です』


ちょうど、皆既日食が始まると同時に、出現現象が始まった。


山岳地帯が急激な地形変化が起こり、湧き上がるようにパラドクス達が出現した。
規模はざっと5千体。


スレイヤー
『…ハインド分室長!杭の誤差修正をだし、チーム レーベルへ伝達を急げ!』

トーキ
『…っ!誤差でました! 東北東へ1.0.31つと、東南東へ0.9.3へ誤差修正を!』

スレイヤー
『チーム レーベル 誤差修正後、術式発動を一任する。』

ハルナ
『…了解です!移動開始します! 
チーム ハウンドは、効果範囲外へパラドクスが漏れ出ないように対応願います。』

『…了解した。』


チーム ハウンドは、各師団の精鋭と呼ばれる部類の軍人で編成されている。
容易く、突破されることはなかった。

10分後、チーム レーベルが大規模魔術式を発動。
予測通り 2割、パラドクスが残ったが、対の兵力はだいぶ削れた。

私ことナタリーと、アレックス師団長 ドックマン 、それと第一師団の隊員5名で編成されている チーム ホークスは、パラドクス達の中心にいる、矛盾の王を目指し、突入した。


アレックス
『…チーム ホークス。矛盾の王を視認。…こりゃあ、…大捕物になるぞっ!』


矛盾の王は、長身細身で全身に鎧をまとったような人間のようだった。
ただし、黒い影が全身を覆い、まるで、その対象の周囲の空間がねじ曲がっているようだった。
矛盾の王がゆっくりと腕を一振りすると、その瞬間、空間が一瞬裂けた。

私達は紙一重でその一撃を回避した。


スレイヤー
『…チーム ホークス 術者とその鍵役を死守しろ。
…ノーツ分室長補佐、ドックマン中級魔術師官。…頼んだぞ。』

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