灰色の国 (くるー)

創作小説をはじめ、その他徒然と書いています。

貴女は、猟奇的に微笑んで、


貴女はとてもクールで、カリスマ性があって、

それでも、敵は居たけれど、
そんな敵を、味方を含めて助けたうえで、
叩きのめすことのできるほどの力を持っていた。


そんな貴女は、内緒よと言って
1つのアンプルを取り出した。

そして貴女は、猟奇的に微笑んでこう言った。


貴女
『…これはね、空気中に漏れ出せば、全世界に広がるウイルス。その効能は
『感染した時点で18歳以上の者は即死』
…ええ、苦しむことは無いわ。
…これを使って、新世界を創るの…
…でも、創るのは私達では無い。
あとの世代よ。
…この世界は、後戻りできないほどに病みすぎている…
その特効薬ってことよ。』

貴女は、猟奇的な笑みのままそう言った。

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