零時の魔女が嗤うとき

『 私達は、時として無力だ。 …何1つ、守ることも、決めることもできやしない。』 街を守る『番犬』の私達の日常は、いつもこんなものだ。 『ハンドラー』の役人たちからの指示のみで、私達は動くことができる。 逆を言えば、指示がなくては、目の前で 『悪行』が、行われていたとしても、身動きができない。 何が正義か…