灰色の国 (くるー)

創作小説をはじめ、その他徒然と書いています。

”悪鬼”と呼ばれた老人の弟子

…それは暖かな春の日の出来事だった。 幼く親の無い僕は、縁者や知り合いの家を転々と回りながら暮らしていた。 もちろん学校へは通っていない。 同い年くらいや、若しくは僕よりも小さい子が通学カバンを背負って歩いている様子を見ると 何故か僕は口の中が…

京風車の夢

十数年ぶりに田舎へ里帰りをした。 仕事は順調、一人で生計も立てつつ、実家の父や弟 妹たちの家計も支えてきた。 仕事が、予想外に早く片付き 早めの年末年始休暇をもらって帰る。 実家へ帰ると、父と、 見違えるほど大きく成長した兄妹たちが出迎えた。 そ…

散策と深呼吸

師走 慌ただしく過ぎゆく日々ですが そんな時だからこそ、一呼吸 立ち止まり 大きく深く呼吸をし また歩みます。 肩の力が程良く抜けました。

色彩をもたない僕の世界

僕は生まれつき 色の区別がつかない。 一般的には 色盲と呼ばれるものだ。 昨今では『色盲は差別用語だ!』みたいな意見が、僕達のような当事者の知らぬ間に言われ出し”色覚異常”なんて呼ばれたりする。 僕こと 佐崎秀(しゅう)は物心ついた頃から この体質な…

活字の海への3日間 (最終日)

最終日はこちら 『 優しい死神の飼い方 』 知念実希人 (著) 優しさと死 そして死神 ホスピス ”死神”か… 内容には敢えて触れず、最後に もし神様がいるのなら ”優しい平和”な世界になりますように。 (`・ω・´)

活字の海への3日間 (2日目)

本日はまた別ジャンルの書籍です。 岡田光世 著 ニューヨークの魔法の約束 シリーズモノの一冊です。 くるー自身 海外渡航は1回のみです。 そしてNY自体 行ったことはありません。 海外のカルチャー(文化)は まだまだ私にとって未知の領域ですが… くるー 『…

1518 イチゴーイチハチ 3巻 !

活字の海への3日間 (閑話) 読書の間に 別の漫画も読みました。 そちらの投稿になります。 タイトルにもある通り… 相田裕さんの新作 1518 イチゴーイチハチの3巻が発売され、読了しました! cocoamixshibainu.hatenablog.com 過去の引用記事にもある通り 今回…

活字の海への3日間 (1日目)

寒い日が続いています! 心が冷えるような出来事も増えているような気がします。 そんな日々の中… 仕事が年末へ向け、 また”色々なこと”を同時進行させているため、本日 12月3日(土)からの3連休後、 また”戦さ場(笑)”へ出迎い続けることになるかと苦笑 そこ…

振り返ると もう戻らない”日常”

さようなら 振り返ると 消え入りそうな日々がそこにある。 二度としない行為や足を踏み入れない場所が そこにはあった。 ”それ”を繰り返すことも 人生の大きな要因なのでは?と

亡霊の視線

3年前にしろ 5年前にしろ 10年以上前にしろ 忘れたくても忘れることのできない過去って、多かれ少なかれ 誰にでもあると思うんです。 もう二度と出会うことも 話すこともないであろう人物から言われた言葉やシーンが、 未だに脳裏をよぎることが度々… 私はそ…

From Girl

学校へ通わない「不登校児」になるということは この国 この社会では”逸脱者”のレッテルを貼られる…らしい。 こんな ”何処にいても落ち着くことができない感情”は初めてだ。 息苦しいし、辛い。 それらならばと… 彷徨っていると”此処”へ着いた。 自身を”導き…

偽りのない想い

貴方が 貴方にとって”大切な人達”を 労わり想うのと同様に 自分 自身も労ってください。 きっと”大切な人”は 貴方には笑っていて欲しいのだから。

立ち振る舞い”癖”

雑記になります! 私 くるーは、最近度々 同じことを思うことがあります。 くるーの脳内 (…この人 なんでこんなに苦労自慢、不幸自慢をしているか?) (…こんなあからさまな溜息にしろ、口調にしろ、なんでこんなに表に出しているんだろう?)etc その人達、な…

ég drap

『置いていかないで 見限らないで 捨てないで!』 泣き縋り付く ”見知らぬこども” 夢が覚め 瞼を開くと溢れる涙 ふと見ると 鏡に写ったよく見る自分 ”いつも通り”に仕度して そのまま出かける。 ふと目にとまる 昔のアルバム そこに写っていた 子どもを 私は…

November 15th

Even if I saw the future Would I know what to do when it became clear And I breathe, it's so damn dry it makes meI don't have the strength to stop myself, gone too far this timeHear the music calling Don't fear a new dayThere is hope in wh…

Lost~僕の欠落~ (短編作)

僕はいつも考えていた。 ”僕は何の為に生まれ 何を目的に今も生きているのだろう?”かと 僕はいつも気がつくと 学校の屋上の鉄柵の外にいる。 一度 教師に目撃され 大騒ぎになりかけた。 その時の僕は 『いやー!今日は風も気持ちよくて思わず!…おさわがせ…

óraunhæft

彼はいつも笑顔を絶やさない。 職場での彼は 他の人が同じ”不幸”に見まわれて、 不平不満を言うことでも 彼は決して愚痴らない。 彼がミスをおかすと 他の人よりも強く当たられる。 それでも彼は 笑顔を決して絶やさない。 ふと、2人の時 私は彼に問いかけた…

まだ見えない私へ

はてなブログ5周年ありがとうキャンペーンお題第2弾「5年後の自分へ」 まず前置きとして… 5年前の私 くるー は まさに『暗中模索』の日々でした苦笑 逆を言えば、今現在の自分へ至るとは 正直思ってもいませんでした。 『未来は見えない』 超能力でもない限…

願いごと

想いよ届け 想いを伝えることは難しい。 伝えかたも難しいし、そもそも、 想いを拒絶されてしまうことが怖いのだ。 不安だろうし、怖いのかも。 けれども、 それらを自ら乗り越えた先で得られるものは 何ものにも変えられない”大切なもの”だ。

戦乙女は何故に?

あたしたちの1日は 目覚まし代わりのアサルトライフルの銃声で始まる。 他のみんなも同様に ”銃声から100秒以内”に寝袋から出て 寝間着から制服へ、そして装備品を装着して広場へ集合する。 …この レジスタンスキャンプへ 親から無理やり送り出されてから3ヶ…

はてなブログ5周年ありがとうキャンペーンお題第1弾「はてなブロガーに5つの質問」

はてなブログ5周年ありがとうキャンペーンお題第1弾「はてなブロガーに5つの質問」 …思わずこのお題に反応し、 便乗させていただきました笑 1. はてなブログを始めたきっかけは何ですか? このブログ「灰色の国」をこの、はてなブログで始めさせていただいて…

Family story

『…あなたたちは、自分に名前がない理由を考えたことがありますか?…名前とは、すなわち、”存在”を指す言葉です。 しかし、”名前が無いあなたたちは存在を承認されていない”のです。』 ここでは 僕たちには、それぞれ数字で呼ばれていた。 僕は『24番』 この…

歩み進む者たち

…いつだって、 次から次へと”未知”へと飛び込むことは、怖い。 何ものか分からないから、常に不安がつきまとう。 上手くいかないかもしれないし、 怖い思いも、痛い目にもあうかもしれないし。 怖いのも 痛いのも、やっぱり嫌だ。 …故に『不安』 けれどもね…

くるーの友人S氏『…ふつーに不気味』

お題「やってみたい仮装」 ハロウィン=仮装大会 みたいになっじゃうところが、なんともお祭り大好き日本の代表例の一つでは? 私、くるー 自身 なんだかんだ お祭りは大好きです笑 なんだかんだ、ワイワイわちゃわちゃすることは好きですね笑 そこで、友人…

魔女の街の”魔女”へ

僕が暮らすこの街から 橋を渡ったこの先の街は、通称”魔女の街” この橋を渡り、その街へ踏み入れたものは 二度ともどっては来ないと言う。 僕が10歳の時、6歳年上の兄が 『男は度胸だ!』と悪ノリし、橋を渡り、魔女の街へ行ったきり、戻っては来なかった。 …

活字の海の中だけは

持論 勝手ながら、『自分語り』をさせてもらいます。 私、くるーは 大概の人からは『変わり者』と見られるようです。 容姿、立ち振る舞いetc この辺りは正直、自覚があります苦笑 なんと言いますか、 挙動不審な人のようです! それはおそらく、自己分析では…

「優しい人間は、苦労する。優しすぎる人間は、苦悩する」

目まぐるしく、世知辛く、残酷な、 そして、それでも”綺麗”な世界 毎日、嫌なこと、辛いこと、 後悔と自己嫌悪の繰り返し。 それでも、”それら”を一瞬で帳消しにする瞬間や時間って、ありませんか? 冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫) https://www.am…

秋の色

季節の移り変わりがとても早い今日この頃です! 一気に寒気が入ってきましたね。 もう 冬の影もチラチラと見えるようなほどに 今の秋のスナップ …珍しく、『灰色の国』ではない天気でした笑! たまには良いですね^ ^

此方の俺と、其方の神

俺の家は、江戸時代から代々続く神社、 『 白狐神社』 …ただ、祀っているのは『狐面』なのだ。 地域の人達からはお狐さまや、狐の守り神、狐武神さまなどなど、色々な呼び名で呼ばれている。 育ての親である爺さんからは、物心がついた頃から言われ続けてい…

『練習』の種類は大きく2つに分かれる!

私 くるーは、運動部出身であると同時に、趣味の一環で楽器を演奏します。 そして、私の生業は ”専門職”とし分類される分野で業務に従事しています。 部活にしろ、仕事にしても『練習』や『自己研鑽』 …基本はとにかく トライアンドエラーの毎日で、精度を上…

今日も一日 『 』

『くるー君は、どんどん立派になってくな!…日に日にしっかりしていく。 …お前はホントに頑張り屋だ!』 不意に言われた”お客様”からの言葉 …ダメだよ。 ”表情は笑顔の鉄仮面で、心に甲冑を” そんな精神でこの仕事をしているのに そんなこと、急に言われちゃ…

後輩騎士とナイトパークで

夜の11時過ぎ、ぼちぼち”父”が帰ってくる。 …もともと、喧嘩ばかりしていた両親。 ここ最近は、互いに顔を合わせれば、昼夜を問わず些細なことで怒鳴り合う。 私も、来年の春には大学へ進学して、一人暮らしをする予定。 学費は自分で工面できるよう、学費免…

旅路となかま

ただの集まり、ただの戯れ。 目的も無く、ただ単に ともに歩み進む者同士 1人増えては、2人欠け 1人、また1人と道違えたり、消え去りと それでも、まだ私たちは 終着地まで ともに旅を続ける。

『チャーリー ブラウン』より

お題「今日の出来事」 『これ以上悪くならないって考えるたびに物事はもっと悪くなるものさ』 by チャーリー・ブラウン こんな一言の1日でした。 と言うか、ここ3カ月ほど、そんな調子でした。 以上です。

Ame

『 新しい季節は、いつだって雨が連れてくる 』 恩田陸 ユージニアより引用

猫と俺と

彼女は不思議だ。 『猫』と言うメタファーが、一番適切だ。 俺自身は、彼女のことをもちろん好きだし、 愛している。 互いに『変わり者』同士として、付き合っていく。 ただ、強いて言うのであれば、 直して欲しい『癖』が一点だけ… 『猫のように噛みつかな…

エンブレム

最近 特に気にしている機関、組織のエンブレムをまとめてみました。 『 WHO 世界保健機関 』 『 国境なき医師団 』 『 国境なき記者団 』 『 国際連盟 』

『完璧』は、完璧を諦めることで成立する

…タイトル通りです。 私、くるーは 他者から言わせると『完璧主義者』らしいです苦笑 因みに、私には『それ』を意識したことは、ほとんど無いのですが、 無意識的に、完璧を目指し、 他者も、そして自身をも苦しめることがしばしば… 全てが綺麗なものだと、…

ヘラクレスと睡蓮

花言葉 『信仰』 『信頼』 …もう1つ、不穏な響きで… 『滅亡』

灰色の国の日々より 縁取り

『 灰色の国と稲刈り後の田園 』 『 くるーの脳内 灰色の国 』 『 灰色の国の残り夏 』

零時の魔女が嗤うとき

『 私達は、時として無力だ。 …何1つ、守ることも、決めることもできやしない。』 街を守る『番犬』の私達の日常は、いつもこんなものだ。 『ハンドラー』の役人たちからの指示のみで、私達は動くことができる。 逆を言えば、指示がなくては、目の前で 『悪…

ベクトルとカラー

『 上を向いて、顔を上げて 』 『 白い庭 』 『 羽のように軽く 杭のように堅い色 』 『 色を操る為のツール 』

横浜市 大口病院 点滴薬異物混入 死亡事件

…まだ、全容は解明されていませんが… くるー『…恐ろしや…、そしてあれ?、これってまるで…』 2日ほど後に思い出しました! まるで、 チームバチスタの栄光 ナイチンゲールの沈黙 ジェネラルルージュの凱旋 アリアドネの弾丸 ジーンワルツ etc そう、海堂尊さ…

ガンダルシアの双璧

我がファミリー、他から言わせるとマフィアのボス『ガンダルシア・ハーネンス』は、温情人 だが、自身が治る地域の住民へ、他の地区の住民が手出しをしようものなら、一切の容赦は無い。 恐ろしいほどに… 俺はこの地区に、親から捨てられ、ほっぽり出され、…

過去の時代を知ると言う意味

今日、俺はこの中学校を卒業する。 …と、言っても 3年間のほとんどを保健室登校の俺にとっては、やっと解放される程度の感覚だ。 …同い年くらいの奴らとは、とことん話しが合わない。 各々、『目には見えない階級』をつけて、 その持っている階級で、どう振…

四季をめぐる 高校生達の日常の謎

今週のお題「プレゼントしたい本」 私こと、くるーは 以前から度々言っているかと思いますが… 本が大好きです(о´∀`о)! でも、どちらかと言えば ライト寄りの本が好きですね笑 あとできれば、『後味の良い』エンドが良いですね。 バッドエンドの小説や、『後…

『痛み』という名の通行料

親友だと思っていた奴から裏切られた。 …いや、裏切りというと正確ではない。 勝手に『親友』と思って、勝手に『裏切られた』と思っている。 つまりは、全部 あたしの思い込み。 押し付け的な考えだったのだろう。 『貴女はいつも、そうやって いろんな人を…

我が中規模都市の夏

今週のお題特別編「はてなブログ フォトコンテスト 2016夏」 私、くるーの現在暮らしている町は、 大規模都市でも、過疎化の進んだ町でもない、『中規模都市』と言われる部類の街です。 そして、私は写真撮影をしながら散歩をすることも、趣味でありますので…

歪な秘密の共有者

人には、誰しも見せない一面がある。 その人のことを 本当に知ろうとしなければ、その人のことなんて、絶対に理解できまい。 …見た目で、話し方で、態度で、ある程度のことは分かる。 しかし、それはきっと その人の表層のみ。 僕はそれまでの『彼女』が、今…

ドクダミとシロップ

『僕は、この世界は美しいと思うんだ。毎日がキラキラさ!』 幼馴染の彼はよくこう口にする。 彼は天真爛漫、誰とでも仲良くなれて、 いつも人の輪の中心にいて、人気者で。 …とても とても、優しいのだ。 物心ついた時から、彼はいつも一緒にいた。 幼稚園…