カンカンカンと かなり古びた鐘が鳴る 遮断機の降りる音 対面の 線路の向かうで確かに見えた 懐かしい顔 美しい思い出は鮮やかに 美化されてゆくようだけれど 辛く 苦しい思い出は いつしか色褪せ薄れゆく。 けれども確かに その傷はあった。
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