灰色の国 (くるー)

創作小説をはじめ、その他徒然と書いています。

2016-09-30から1日間の記事一覧

零時の魔女が嗤うとき

『 私達は、時として無力だ。 …何1つ、守ることも、決めることもできやしない。』 街を守る『番犬』の私達の日常は、いつもこんなものだ。 『ハンドラー』の役人たちからの指示のみで、私達は動くことができる。 逆を言えば、指示がなくては、目の前で 『悪…