灰色の国 (くるー)

創作小説をはじめ、その他徒然と書いています。

真似はしないで(コソッ)

今週のお題「私の癒やし」

 

最近 「こんなの(仕事 もしくは職場)やってらんねーよ!」と多々思う くるーです 笑

 

私の場合、癒しの方法はとてもありきたりで平凡?かもしれません。

『読書』と『音楽』 そして『好きなものを食べる』です。

 

…ただし、私の場合はその3つを同時に行うことが一番の癒しです。

 

つまり

イヤホンで音楽を聴きながら好きなものを食べつつ、本を読む

 

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…ちなみに他者にこの光景を見られると叱られるので 必ず人目が無いのを確認してから行います苦笑

選ぶ葛藤、選んだ悩み-短編詩-

 

"正しさ"ってものは

いつも他の人に決められるものであって、

自分では決して決めることのできないものだと思い続けていた。

 

…まるで裁判のように

 

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けれども、

自分の信じた正しさを

不安でも 怖くても

その方向へ舵をきった限り

 

間違いじゃなかったと言うことのできるよう

精一杯 進むしかないなんだよ。

旅人さんの世界

今週のお題「行ってみたい場所」

 

言ってみたい場所…と言っても、今回あげさせていただくのはこちら

 

 時雨沢 恵一 
キノの旅 the Beautiful World (電撃文庫)

 

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こちらは、ライトノベルの代表一角ですかね

 

ただ、この"世界観"は未だに色褪せずに私の心を魅了しています。

 

本書の中では色々な"国"が登場し、

そして出逢い その数だけ物語があります。

 

そんな中でも キノとエルメスはルールを遵守しどこまでも旅を続ける。

『どこかを目指して旅をする』のではなく

『旅自体が目的』であり、

そこに終わりはない。

 

そして物語は続いてゆきます。

 

行ってみたい場所と言うと

厳密に言えば

本書の"世界観の中"へ行きたいといまでも思っています笑

悩んでいても 悩み続けていても

 

永遠に続くものなんてない。

 

楽しい仲間内のやりとりも、ほんの些細な出来事一つで、水泡みたいに容易く消えて

 

砂上の城みたいな足場も、雨が降って崩れかけても 次にはしっかりとした足場になったり

 

嫌なできごと、苦手な人とも 

次にはなんとかなっていることも

 

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悩みも もしかしたらいつのまにか解決していたり、時には気にならなくなり忘れたり

 

出口の見えない真っ暗闇の中でも

まだ信じることはできないかもだけれども

いつかは希みがみえてくるから 

古傷と想い出

 

カンカンカンと かなり古びた鐘が鳴る

遮断機の降りる音

 

対面の 線路の向かうで確かに見えた

懐かしい顔

 

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美しい思い出は鮮やかに

美化されてゆくようだけれど

 

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辛く 苦しい思い出は

いつしか色褪せ薄れゆく。

 

けれども確かに その傷はあった。

空虚な楽園 -短編詩-

 

神のすまない地は荒れる

 

人がおらずも神様の

住む土地には

おかしなことだけれども

"寒さ"と"暖かさ"が混同して存在している。

 

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盛えた土地でも "なにもない"地は

キラキラしていて明るいけれど

 

空っぽな

空虚な楽園ができあがる。