灰色の国 (くるー)

創作小説をはじめ、その他徒然と書いています。

夜闇入り 夜明け待ち

 

”先人の知識は財”

 

歴史は またその歴史を実際に体験し 語り手となってくれる方は、

ここ数年 年月を重ねるごとに 私が想像していた以上に尊いものであると実感します。

 

 

先人の 歴史を生きた人たちは

今現在へ至るまで

文字通り 血の滲むような努力の積み重ねで

今現在の日本・そして世界が成り立っていますよね。

 

 

先人の それこそ戦時・戦中を体験した方達は口を揃えて類似したことを

私達 若年者へ言います。

 

『私達が生きてきた時代は勿論大変で、それに比べれば ”その時苦労したようなこと”は 楽な時代になった。

…それでもあなたたちの時代は私達とはまた別の難関が多々あるし、もっとでてくると思うよ。』

 

人生の先輩はやはり違いますね(><)

 

またこうも言ってくれます

『…でも だからこそ ”強く生きなさい”

…せめて”生きてさえいれば”なんとかなるのだから』

 

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”生きてさえいれば 道は開けるのだから”か

『ドロケイ?』 「ケイドロ!」『ドロケイー!!!』

今週のお題「何して遊んだ?」

 

ここ数日 子ども…特に小学生の子供とかかわる機会が多くて、その(現役)小学生の子どもたちと会話をしながら

つい先日『 昔はこんな遊びをやった!』と言う話題に

 

 

私 くるーはいわゆる『ゆとり世代』にあたる年代ですが、土地柄?なのか アラフォー世代の人たちと大して変わらないような遊びをしていました。

 

色鬼 やこおり鬼 はないちもんめ やダルマさんが転んだ 缶けりもしました。

 

 

そんななか 一つの話題に…

 

”ドロケイ” と ”ケイドロ” 

 

大好きな遊びの一つです♡

 

 

…勿論ほとんど違いは無く 呼称が違うのみですが…

 

やはり分かれました!

 

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”ケイドロ”と”ドロケイ”

 

どうして言い方が分かれるのか…未だに謎です( ̄▽ ̄)

 

砂浜のスニーカーズ

 

意味が無くとも ただ笑い

理由無くとも 楽しくて

 

訳もないのに毎日楽しくて

 

そんなのが

いつの頃からとうの昔に思えてて

 

荒れた道を歩んでて

暑さ 寒さ あるけれど

 

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縁取られたこの一コマ

確かにこのひと時は美しい。

”新月からの満ちる月”

 

一人ぼっちがここにいる

ある日の夜

 

一人ぼっちのもの同士が

新月の月夜

二人と出逢う

 

それからは

会うたび会う度

月が満ち

とある満月の夜

 

また出逢う。

 

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また何か

新しい出逢いの始まりなのだろう。

 

 

fagotto

 

手から溢れるこの想い

いくら 幾つか 思おうと

叶うことないこの想い

 

手に届かぬとわかっても

手に届かぬとわかるからこそ

だから苦しい

 

ぐちゃぐちゃ ぐちゃぐちゃ

塗り潰す

 

次第に色が変わりゆき

いつの間にか 

真っ黒く

 

黒く 暗くなったものは

毒となり

自分も周りも苦しめて

 

傷つけて 傷つけて

傷つけられて

 

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それでも

ここに居られるのには

それなりの

理由があるのさ

 

国木田 准教授と”真実”の構成式

 

???

『ところで皆さん?…と言ってもここにいる学生3人へ聞きましょう。

これまでの この”世界の真実”は、どのように成り立っていると思いますか?』

 

 

国木田 均 先生

僕たちの通うこの大学の 考古学専攻の准教授

 

そしてこの大学は 考古学の講義を取る学生はほぼおらず、

今回の講義も 僕と同期生2名を含む 3人しか出席していなかった。

 

同期生のなかでも成績トップクラスの神楽坂 愛がこう答えた。

 

『…それは…この講義のような…考古学的または歴史的な意味なんですか?』

 

彼女ですら疑問系の返答をした。

 

もう一人の出席者 高校時代からの付き合いがある三村 千里は即答で『わかりません!』と小学生のように元気よく答えた。

 

そして次に国木田先生は僕の方を見て

『 伊月くん 君はどう思う?』

 

伊月

『…まず先生の言う”世界”と”真実”…その二つが示すもの…定義を教えてください。…それによって、回答は異なります…』

 

国木田先生は不敵に微笑みながら大きく頷く。

 

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国木田

『 宜しい。…そうですね。まず歴史も答えになりますが…それだと部分点のみの正答です。

…そして 今 伊月くんがきいた定義を明確にすることは…正直困難です。

私が今言った”世界の真実”は…一般的には歴史をさしますが…

 

…しかし真実の殆どは人の意思によって構成されています。

 

その点を念頭においてください。

「疑え」とは言いません。

けれども情報をただ鵜呑みにせず、自身で調べ 考えることをやめないでください…

…講義から脱線してしまいましたね…

さて 再開します』

 

 

当時の僕たち3人は その話をただポカンと聞いているだけだった。